初投稿、故に筆者が叫びたがっているんだ

お久しぶりです。しあもです。

私は今日ジムの帰りにバーガーキングに来ている。

うん、アホです・・

店内で現金以外の決済の注文する際は店員のいるカウンターでは注文できないというシステムがあった。

suicaで支払いたいという夫婦が戸惑っていてついには夫の方が「意味がわからない」と声を漏らしていた。

マスク越しでもわかる店員さんのなんとも気まずそうな顔を見ていたらこの世界の技術の進歩の行先へ少し不安だ。

という現代の効率化の悪しき仕組みを憎みつつ始めさせていただきます。

マイブームは型にハマらないこと

最近のマイブームは型にはまらない考え方です。

型といえば剣道の型などに始まりクッキーを作る際にも型という道具が使われている。

何故この型がブームなのか言いますと。

先日、今いるIT系スタートアップ会社(お世話になりました)を辞める運びになりまして、その際に転職も視野に入れて自己分析を自己流でしていました。その結果はなんとも自分は自己中で型にハマったことが嫌いであることがわかった。

型とメディア

唐突ではあるが私のメインコンテンツでもある絵についての型について考えてみる。

型というものはどこから生まれるものか仮説を立てて考えてみる。

まずは「教育」のされ方が大きな影響を及ぼしているのではないだろうか。

その教育のあり方などについて深く言及していると道が逸れてしまいそうであるため、昨今のメディア学習について考えてみる。

youtube、instagram,tiktokが主であるHow to動画である。

筆者も嫌になる程浴びてきたコンテンツではである。なぜネガティブな表現を使ったのかというと爆速で上達、すぐに人生が変わるかのような小手先のテクニックを動画投稿者も心からおすすめしてますと発信している。

違和感だ・・・

私を変えた言葉

この違和感に気がついたのは、確か美術大学の2年の時だったと思う。

尊敬している同級生に絵の描き方を聞いたことがあった。

この時、聞かれた当人にとっては全く響かなかったのかそれとも初めてそんなことを聞いたみたいな反応でこう言った。

「絵は教わるものじゃないしな」

と言った。とてもさりげなくも重い言葉だった。

それを聞いた当時は、ぷちぷちをひとつ潰したくらいの衝撃程度でだったがここ数年ボディブローのようにじわじわとそして確実に筆者を立てなくするように効いている。

この言葉は、本当に自分に必要な言葉で人生の価値観をも変えた。

話を戻すと、昨今テクニックブームへ筆者はアンチの立場をとっている。

なぜ テクニックはダメなのか

テクニックの弱点について述べる。

それは技術をつけるという行為からみれば大多数の人からすればテクニックは相性が悪い。

というのもテクニックを伝える際の常套句、こうすればできるということを前提としまるで銀の弾丸はあるかのような言い回しでこれみよがしに披露する。当人が経験したのか誰かから聞いたのかわからない何処の馬の骨か知らない誰かにパーソナライズされた手法をだ。

型にハマった絵の何がいけない

しかしだ、技術の習得には教育がいらないというのは暴論ではある。

ここにきて型にハマること認めるのかというと、条件付きで認めたい。

例えば絵の基礎とよく言うデッサンがある。

(デッサンが必要かどうか論は個人的には論を破壊できる自信はあるが ここでは語らない・・・)

筆者の感性ではあるがデッサンを習得できている者が描いた作品はある程度魅力のあるものに仕上がる。型のおかげで外観は綺麗だから。

しかしデッサンという型から出られず。その型に必死にパン生地をつめている者の作品は驚くほど魅力がない。

例えていうなら、カチカチで食べづらい食パンのようだ。

絵描きはどうすればいいの

型について述べたが、型の存在は馬鹿にできない。

見た目の悪い料理は食欲が湧かないのと同じで型は

便利な道具だ。

型を使った上で、その型を破れるパッションが欲しい。

簡単に言ってしまったがこのパッションを後天的に身につけることは体全身から血を流してもその片鱗に触れることができる程度だとおもう。

つまり自然体でパッションが生み出せる者が1度、型の中で生地を詰めてから、その型を溢れ出るパッションでもがきながらでもいいから壊して欲しい。

僕たちに型はいらない

ここで言っておきたいのは、技術をつけその分野の先頭で開拓していいく者でなければ型はいらないし、ないほうが自然で魅力的でそれでいて美しい。

筆者は一度型にハマったがその経験は決して無駄ではなかったと思っている。だが型を破る器は多分持ち合わせていなかったのだ。

最後に

平凡を生きろということではない。

自然な姿があなただ。あなたは美しい。

今日はこれが伝えたかった・・

そして、筆者は残ったアイスティーを胃に流し込みバーガーキングを後にした。

グッドバイまた会おう。